- もう消灯時間だけど、まだ焚き火してても大丈夫かな
- せっかくキャンプに来たし、夜中まで楽しみたい
焚き火は普段の生活で味わえない「キャンプならでは」の楽しみですよね。
私自身、焚き火が楽しむためにキャンプへ行っているようなところがあります。
特に夜の焚き火は、世界が変わったかのような非日常を感じられます。「夜焚き火」が目当ての方も多いのではないでしょうか。
この記事では、夜の焚き火と消灯時間の関係や、消灯時間後の楽しみ方などを紹介しています。
焚き火を楽しむのは消灯時間まで。それ以降は静かにキャンプの夜を楽しみましょう!
この記事を読むことで、あなたの「消灯時間後のトラブル」がなくなることを願っています。
それでは早速、本編をどうぞ!
消灯時間とは寝ている人に配慮する時間のこと
キャンプ場には、それぞれの指定する消灯時間があります。
消灯時間になったら、音や話し声を絞ったり、照明を暗くしたり、周囲の寝ている人に対して気を配るのがキャンプ場のマナー。
焚き火も消灯時間までに終わらせ、寝る前には焚き火を片付けるようにしましょう。
消灯時間までに焚き火を終わらせよう
焚き火は消灯時間までに終わらせて、消火するようにしましょう。焚き火の炎は明るく、暗闇の中では目立ちます。薪が燃える臭いや爆ぜる音も、これから寝る人にとって睡眠の邪魔になる可能性も……。
消灯時間や寝る前の焚き火で注意することは以下の3つ
ひとつずつ紹介していきますね!
消灯時間から逆算して焚き火する
焚き火は消そうと思っても、すぐに消火できるようなものではないのです。
最後の薪を入れてから、完全に火が消えるまで1~2時間、それ以上かかってしまうことも多々あります。
消灯時間が近づいてから慌てないように、消火するまでのスケジュールを逆算して考えられると良いですね!
- 消灯時間の2時間前には薪の追加をやめる
- 焚き火を楽しむ時間から逆算して火起こし
- 焚き火をする時間から逆算して薪を買う
とはいえ、いきなり「焚き火をする時間から逆算して薪を買う」というのはハードルが高いかと思います。
まずは、消灯時間の2時間前に薪の追加をやめるところから試してみましょう!
焚き火に慣れるまでは、針葉樹の薪を使うと時間管理がやりやすいですよ。
余った薪を無理やり燃やさない
薪が余ってしまったからといって、慌てて全部燃やしてしまうのはNG。
火力が強すぎてコントロールできなかったり、熾火が残って消火しきれなかったりと良いことなしです。残ってしまった薪は、適切な方法で処分しましょう。
- 自宅に持ち帰り、次回使う
- キャンプ場に引き取ってもらう
- 翌朝「これからキャンプに入る人」に譲る
余った薪は持ち帰るのがベストですが、徒歩やバイクなどでは難しい場合も。「余った薪をどうするか」は、ご自身の状況に合わせて対応できると良いですね!

余った薪のポイ捨てを見かけますが、片付けるのは次の利用者か管理人さんです。
焚き火はキッチリ消火して就寝
寝る前には焚き火をキッチリ消火することが大切です。焚き火の消火方法は以下の3つ。
- 灰になるまで待つ
- 水の中に沈める
- 消火道具を使う
薪は一旦熾火になってから、完全に消火するまで本当に時間がかかります。炭っぽく黒くなっても、内部が燃えていて熱いなんてことも良くある話。
火がついた熾火をそのまま放置して寝たら、風が熾火や火の粉が飛んで火事になることも十分考えられます。
3つの消火方法の中でも安全なのは、火消し壺などの道具を使った消火です。
火消し壺は大きく荷物になりますが、炭が次回に使いまわせたり、蓋ができるのでひっくり返っても安全だったりとメリットがたくさん!
「火消し壺はスペース取るから買えないよ!」という方には、コンパクトになる消しカス袋もオススメです。

消灯時間になったら静かにキャンプを楽しむ
消灯時間とはいえ、すぐに寝ないで夜ふかしを楽しみたい人もいるでしょう。
どうしても夜ふかしをしたい方は、寝ている人の迷惑にならないような楽しみ方を考えておくことが大切。
深夜にひっそりと楽しめる趣味といえば、何があるでしょうか。あなたもぜひ、想像してみてくださいね。
薪割り、大声、音楽はおしまい
キャンプ場の夜は音がとても響きやすく、日中は気にならないような物音も大きく聞こえがち。
- 薪割りの音
- 大声での会話
- 薪の爆ぜる音
- 車のドアの開閉音
- BGMで流している音楽
特に話し声は、テント内から「隣の人がどんな話をしているか」がハッキリわかってしまう場合があります。
私も以前、隣の話していた内容が聞こえてきたことがありました。勝手にいろいろと想像してしまい、モヤモヤしたことも……。
消灯時間を過ぎたら
- お喋りを控えめにする
- 大きな音を出さない
といった工夫をしましょう!
静かに楽しめる趣味を用意する
「早起きもいいけど、夜ふかしを楽しみたい!」という人は、静かに楽しめる趣味を用意するのもいいかもしれませんね。
例えば、ちょっと高めのお酒を持ち込んで味わったり、いい感じの写真を撮ってみたり。
「対面しながらLINEでチャット人狼をした」「テントの中で静かにボードゲームをした」なんて話も聞いたことがあります!
キャンプの夜ふかしには、しっとりと楽しめる趣味がよく合いそうですね。

最近のマイブームは、のんびり椅子に座ってAudibleで小説の朗読を聞くこと。
あえて早寝早起きするのもアリ
「やることがないけど寝るのがもったいない」と思っている人は、あえて早寝早起きをしてみてはいかがでしょうか。
キャンプ場の夜は非日常感があって幻想的ですが、キャンプ場の朝のひんやりした空気も同じくらい魅力的。
早く寝て早起きして、ゆっくり朝のコーヒーが楽しめるのも、キャンプの魅力のひとつだと私は思います。
平和な夜はルールとマナーによって作られる
キャンプ場の平和は、私達全員で作っていくものです。「自分が楽しめればそれでいい」と盛り上がっていても、周囲からの指摘が入ると一気に冷めてしまうもの。
自分たちの場所ではなく、公の場を使っているんだという考えでキャンプを楽しみたいですね。
私は「ルールとマナーを守って、仲良くキャンプが楽しめたら最高かな」と感じます。
ルールとマナーについては、「 焚き火のルール&マナー7選 」の記事もぜひ参考にしてくださいね!
まとめ|キャンプ場の平和な夜は私達全員で作る
この記事では、キャンプ場の消灯時間、夜中の焚き火についての紹介でした。
- 消灯時間までに焚き火を終わらせる
- 夜ふかしをするときは静かに楽しむ
- ルールとマナーを守って平和なキャンプ
「夜にする焚き火の非日常感は、キャンプ最大の魅力」という方も多いかと思います。
もちろん私もその一人。暗闇の中に浮かび上がる焚き火は、なんとも言えない美しさがありますよね。
その魅力的な焚き火が、他の人の楽しみを奪っていると考えると、やはり節度は大切だなと感じます。
あなたもこの記事を参考に、自分も周囲も管理者も「三方良し」の焚き火を楽しみましょう!
それでは、また!


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