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【無くても火はつく】火吹き棒は焚き火にいる?いらない?あると助かる場面と使い方のコツ

  • 焚き火に火吹き棒って本当に必要なのかな?
  • 火がなかなか育たないとき、うちわでもいいのかな?
  • 火吹き棒を買っても、どこに向けて吹けばいいか分からない。

焚き火の道具をそろえていると、火吹き棒を買うかどうかで迷う場面が出てきます。細い筒1本なので、本当に必要なのか判断しにくい道具でもあります。

結論からお伝えすると、火吹き棒がなくても焚き火は始められます。ただ、火が育たないときや薪を足したあとに、狙った場所へ空気を送れるのが火吹き棒の強みです。1本あると、火の立て直しが楽になります。

かずやん

無くても始められる。あると火の立て直しが楽!

この記事を書いた人
  • キャンプ歴5年以上、40代の2児の父。
  • キャンプ好きの友人に誘われキャンプの虜に
  • コロナでメンタルをやられ毎週焚き火を眺めて復帰
  • もっと焚き火ファンを増やすべく焚き火ブログを執筆中
筆者
かずやん

本記事ではキャンプ初心者の方に向けて、火吹き棒がどんな道具なのか、無くても困らない場面とあると助かる場面、使い方のコツ、選び方をまとめました。また記事の後半では、火吹き棒の代わりに使えるものと、その注意点も整理しています。

  • 火吹き棒が焚き火にいるのか、いらないのかを知りたい
  • 火吹き棒の使い方や選び方、代わりに使えるものを知りたい

このような方はぜひ、本記事を最後までお読みください。

目次

火吹き棒は空気を狙った場所に送る道具

火は、空気(酸素)が足りなくなると弱ってしまいます。薪が燃えているときは、まわりから空気が入り続けているので、普段は意識しなくても燃え続けます。ところが、火がまだ小さいときや、薪を足した直後は、空気の通り道が足りずに勢いが落ちることがあります。

火吹き棒は、その空気を足すための細い筒です。口から吹いた息を筒の先に集めて、火の根元へまっすぐ届けられます。息を直接吹きかけるより狙いが定まり、ほしい場所に空気を送りやすくなります。

空気を送る道具としては、うちわもあります。うちわは広い範囲に風を当てられる反面、灰が舞い上がりやすいです。火吹き棒は風が一点に集まるので、まわりの灰を広く巻き上げにくく、小さな火種にも空気を送りやすくなります。

火吹き棒が無くても焚き火は始められる

火吹き棒は、焚き火に必須の道具ではありません。乾いた薪と細い焚き付けを使って、空気が通るように組めば、吹かなくても火は燃え広がっていきます。

薪の組み方で空気の通り道を作る

火が育たない原因として、薪の組み方や薪の乾き具合が関わっていることがあります。薪をぎゅうぎゅうに詰めてしまうと、空気が入るすき間がなくなります。細い焚き付けの上に薪を重ねるときは、すき間を残して組みましょう。

空気が通りやすい薪の組み方は、焚き火の薪の組み方の記事で解説しています。火吹き棒を買う前に、まずは組み方を見直してみてください。

火が安定している間は出番が少ない

薪にしっかり火が回って、炎が上がっている間は、火吹き棒の出番はあまりありません。焚き火のあいだ中ずっと吹き続ける道具ではなく、火の勢いが落ちたときに使う道具です。

薪が湿っていると、いくら吹いても火が育ちにくくなります。薪は乾燥したものを選びましょう。薪の種類や乾き具合の見分け方は、焚き火の薪の種類を解説した記事で整理しています。

かずやん

まずは乾いた薪と、すき間のある組み方から!

火吹き棒があると助かる場面は3つ

無くても始められる道具ですが、場面によっては助かります。とくに火が弱りやすいタイミングで、狙った場所に空気を送れるのが便利なところです。

火起こし直後に火が育たないとき

火種はついたのに、その先で薪に火が移らないことがあります。火が小さいうちは、空気が少し足りないだけで消えてしまいがちです。火種の根元に細く空気を送ってあげると、焚き付けに火が移りやすくなります。

火起こしの方法そのものは、焚き火の火起こし方法を3種類紹介した記事で解説しています。

薪を足したあとに火が弱まったとき

火が大きくなってきたからと薪を足すと、足した薪が空気をふさいで、一時的に火が弱まることがあります。そんなときは、足した薪の下側にある火の根元へ空気を送ると、火が立て直りやすくなります。

熾火(おきび)からもう一度火を立てたいとき

熾火とは、炎が消えたあとも赤く燃え続けている薪や炭のことです。熾火が残っているあいだは、細い薪を足して空気を送ると、もう一度炎を立てられることがあります。うちわだと灰が舞いやすい場面でも、火吹き棒なら熾火に狙って空気を送れます。

かずやん

出番は「火が弱ったとき」に狙って使う!

火吹き棒の使い方は根元に向けてゆっくり吹く

火吹き棒は、吹く場所と吹き方で効き目が変わります。安全のために守りたいことも合わせて、使い方のコツを確認しましょう。

炎の先ではなく火の根元や熾火に向ける

火吹き棒は炎の先端ではなく根元・熾火に向けて吹くことを示すOK/NG図解

吹く先は、炎の先端ではありません。火の根元や、赤くなっている熾火のあたりに筒の先を向けましょう。炎の先に吹いても、薪が燃えている根元には空気が届きにくいためです。

強く一気にではなく、ゆっくり長めに吹く

強く短く吹くと、灰が舞い上がったり、小さな火種が飛んだりします。ゆっくり長めに息を送るほうが、火に空気が届きやすくなります。火が育ってきたら、吹くのをやめて様子を見ましょう。

顔を近づけすぎず、息を吸うときは口を離す

火に顔を近づけすぎないように、筒の長さを使って、少し離れた位置から吹きましょう。火の粉や熱を顔で受けないようにするためです。

もうひとつ大切なのが、息を吸うときの動きです。息を吸うときは、必ず口を筒から離しましょう。口をつけたまま吸うと、筒を通して熱い空気や灰を吸い込むおそれがあります。吹く、口を離して吸う、をくり返すのが基本です。

灰が積もっている場所に吹くと、灰が舞って目に入ることがあります。舞いそうなときは、筒の向きを少しずらしましょう。風下に人がいないかも確かめておくと安心です。

かずやん

吸うときは、必ず口を筒から離そう!

火吹き棒の選び方は伸縮式から試す

火吹き棒にはいろいろな形がありますが、初心者の方が見るポイントは多くありません。使い方に合わせて、次の点を見ておきましょう。

  • 伸縮式なら、持ち運ぶときは短く、使うときは伸ばして火から顔を離せる
  • 口を当てる部分や持つ部分が、熱くなりにくい作りか
  • キャンプのたびに持ち出しやすい、収納しやすい形か

まず試すなら100均の伸縮式でも手に入る

火吹き棒が自分に必要か分からないうちは、手頃な価格のもので試す方法があります。100均でも、伸縮式の火吹き棒が手に入ることがあります。ほかの焚き火道具も含めて安くそろえたい方は、100均の焚き火道具をまとめた記事も参考にしてください。

長く使うならアウトドアブランドのものを1本

焚き火の頻度が増えてきて、火吹き棒がよく出番になるようなら、アウトドアブランドのものを1本そろえる方法もあります。たとえばスノーピークからも、焚き火用の火吹き棒が出ています。

価格を抑えたいなら、カラビナ付きの収納ケースがセットになった伸縮式のものもあります。

火吹き棒の代用は灰と熱に気をつける

手元に火吹き棒がないときは、うちわや厚紙であおいで空気を送る方法もあります。ただし、灰が舞い上がりやすいので、風下に人や荷物がないかを確認してからあおぎましょう。

気をつけたいのが、プラスチックのストローのように、熱で溶けたり燃えたりするものです。火の近くでは使わないでください。溶けた部分が飛んだり、燃え移ったりするおそれがあります。

火吹き棒は火が弱ったときに使おう

本記事ではキャンプ初心者の方に向けて、火吹き棒が必要かどうかの考え方と、使い方、選び方を整理しました。

  • 火吹き棒が無くても、乾いた薪と空気の通る組み方で焚き火は始められる
  • 火起こし直後や薪を足した後、熾火から火を立てたいときに、根元へ空気を送れて助かる
  • 火の根元にゆっくり吹き、息を吸うときは口を筒から離す

火吹き棒は、火が弱ったときに狙って使う道具です。焚き火の始め方そのものを確認したい方は、初めての焚き火のやり方 完全ガイドもあわせてご覧ください。火の様子を見ながら、安全に焚き火を楽しみましょう。


当サイト「たきっぽ!」ではキャンプ初心者の方に向けて、「焚き火の一歩目のチャレンジ」を応援しています。焚き火の詳しい手順やよくある質問については、以下のページで紹介しています。興味のある方はぜひお読みください。

▶ キャンプ初心者向け『初めての焚き火のやり方』完全ガイド

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