- 焚き火台っていろいろあるけど、どれを選べばいいんだろう?
- 初心者だし、失敗しない選び方が知りたい。
- 最初の1台はどこまでこだわればいいの?
キャンプで焚き火を楽しむために欠かせないのが焚き火台です。しかし各メーカーからさまざまな形・大きさのものが販売されており、最初の1台をどう決めればいいのか迷ってしまう初心者さんは多いです。
結論からお伝えすると、焚き火台は「使う人数」から決めると一気に絞り込めます。サイズが決まってから、素材や組み立てやすさを見ていきましょう。
かずやんまずは何人で囲むかを決めると選びやすい!
- キャンプ歴3年、30代後半の2児の父。
- キャンプ好きの友人に誘われキャンプの虜に
- コロナでメンタルをやられ毎週焚き火を眺めて復帰
- もっと焚き火ファンを増やすべく焚き火ブログを執筆中


本記事ではキャンプ初心者の方に向けて、焚き火台を決めるときの5つの基準を紹介します。また記事の後半では、焚き火台と一緒にそろえたい道具もあわせてまとめました。
- 焚き火台選びで失敗したくない
- 自分に合ったサイズを知りたい
このような方はぜひ、本記事を最後までお読みください。
焚き火台選びで最初に決めるのは使う人数
焚き火台を選ぶとき、最初に決めたいのが何人で焚き火を囲むかです。人数が決まればサイズが決まり、候補は大きく絞り込めます。
サイズが合っていないと、薪がはみ出したり、逆に火が小さくて物足りなかったりします。特に大きすぎる焚き火台は薪の消費も増えるため、人数に対して余裕を持たせすぎないほうが扱いやすいです。
「いつか大人数で使うかもしれないから大きめに」と考えたくなりますが、実際に使う機会が多いのは今のスタイルです。まずは今の人数に合ったサイズから選びましょう。
ソロや2人までなら幅30〜40cm
ひとりまたは2人で焚き火をするなら、縦横どちらかの幅が30〜40cmほどの焚き火台が扱いやすいサイズです。
市販の薪は40cm前後で売られていることが多く、幅30cm未満だと薪がはみ出してしまう場合があります。はみ出した薪は転がり落ちる原因にもなるため、幅30cm以上を目安にしましょう。
このサイズなら収納しても軽く、荷物を減らしたい方にも向いています。
3〜4人で囲むなら幅40〜60cm
家族やグループで焚き火を囲むなら、幅40〜60cmほどの焚き火台が候補になります。薪を2〜3本並べて置けるので、火が安定して長持ちしやすいです。
ただしサイズが大きくなるほど本体も重くなり、収納サイズも大きくなります。車で運ぶのか、駐車場から歩くのかも合わせて考えてみてください。



薪がはみ出さない幅かどうかが目安!
形の違いで薪の組みやすさが変わる
サイズが決まったら、次は焚き火台の形を見ていきましょう。大きく分けると、底が平らな箱型・皿型と、網状のメッシュ型の2種類があります。
形によって薪の組みやすさや火のつきやすさが変わるため、焚き火で何をしたいかに合わせて選ぶのがオススメです。
箱型・皿型は薪が安定して調理もしやすい
底が平らな箱型や皿型は、薪を置いたときに転がりにくく安定します。薪を井桁に組んだり、立てかけて組んだりといった組み方も試しやすいです。
また五徳や網を載せられる製品も多く、焚き火をしながら調理を楽しみたい方にも向いています。灰が下にこぼれにくいため、片づけのときに灰をまとめやすいのも利点です。
一方でパーツに厚みがあるぶん、メッシュ型より重くなりやすい傾向があります。
メッシュ型は軽くて火がつきやすい
メッシュ型は網状の受け皿に薪を載せる形で、下から空気が入るため火がつきやすいのが特徴です。焚き火に慣れていない方でも、火を育てやすい形といえます。
本体が軽く、たたむと細長くまとまる製品が多いのも魅力です。荷物を減らしたいソロキャンプでは扱いやすいでしょう。
ただし網の目から灰や小さな炭が落ちるため、焚き火シートは欠かせません。網は消耗する部分でもあるので、交換できる製品かどうかも見ておきましょう。



調理もしたいなら箱型、軽さ重視ならメッシュ型!
素材で手入れの手間と重さが変わる
焚き火台の素材は、主にステンレスと鉄の2種類です。見た目が似ていても、手入れの手間と重さが変わります。
ステンレスはサビにくく手入れが簡単
ステンレス製の焚き火台はサビに強く、使ったあとの手入れが簡単です。灰を落として乾かしておけば、次のキャンプまで保管しておけます。
軽い製品が多いのも特徴で、持ち運びの負担が少なくて済みます。焚き火台を選ぶのが初めてなら、まずはステンレス製から見ていくと扱いやすいです。
なお、ステンレスでも高温が続くと変色したり、うっすら焼け色がついたりします。これは使っていれば起こることなので、故障ではありません。



焼け色は使い込んだ証拠!
鉄は丈夫だが重くて手入れが要る
鉄製の焚き火台は熱で変形しにくく、頑丈な作りのものが多くあります。厚みのある鉄板は火力にも強く、長く使い続けやすい素材です。
一方で重量があり、濡れたまま放置するとサビが出ます。使ったあとに水気を拭き取る手間がかかるため、手入れを楽にしたい方はステンレス製を選びましょう。
手入れの手間を楽しめる方や、長く使い込んで風合いの変化を味わいたい方には鉄製も選択肢に入ります。最初の1台としては、手入れにどこまで時間をかけられるかで判断しましょう。
組み立てが簡単な焚き火台は現地で困らない
意外と見落としやすいのが、組み立てのしやすさです。焚き火台は現地で組み立てて使うため、手順が複雑だと設営に時間がかかります。
特にキャンプ場に着くのが夕方になると、暗い中で組み立てることになります。パーツが多い焚き火台は、部品を落としたり順番を間違えたりしやすいです。
選ぶときは以下の点を確認しておきましょう。
- パーツの数が少ない
- 工具を使わずに組み立てられる
- 片づけるときに灰を捨てやすい
組み立てと片づけがシンプルなほど、焚き火そのものに使える時間が増えます。初めての1台は、機能の多さより手順の少なさを優先しましょう。
片づけのしやすさも合わせて確認しておきたい部分です。焚き火のあとは灰が残りますが、受け皿を外して灰を移せる形なら後始末が短く済みます。
収納袋が付いているかどうかも見ておきましょう。すすで汚れた焚き火台をそのまま車に積むことになると、荷物が汚れてしまいます。



暗い中でも組み立てられるかを考えておこう!
価格帯は2,000円台から1万円以上まで幅がある
焚き火台の価格は2,000円台のものから1万円以上のものまで幅広く販売されています。価格が上がるほど、素材の厚みや組み立てのしやすさに違いが出てきます。
とはいえ、初めての1台から高い価格帯を選ぶ必要はありません。まずは扱いやすいサイズと組み立てやすさを満たすものを選び、焚き火に慣れてから買い替えを考えても遅くはないです。
実際に何回か焚き火をしてみると、自分がソロで静かに楽しみたいのか、家族で囲みたいのかがはっきりしてきます。使い方が固まってから2台目を選ぶほうが、納得のいく買い方ができます。



最初の1台は「試す」つもりで選んで大丈夫!
反対に、焚き火台以外の道具は費用を抑えやすい部分です。焚き火道具セット11選で紹介しているとおり、多くの道具は100均でもそろえられます。浮いた予算を焚き火台に寄せる買い方も検討してみてください。
具体的な製品を比べたい方は、初心者にオススメの焚き火台をまとめた記事もあわせてご覧ください。
買う前にキャンプ場のルールを確認する
焚き火台を選ぶ前に、行く予定のキャンプ場のルールも確認しておきましょう。設備や決まりごとによって、使える焚き火台が変わる場合があります。
国内の多くのキャンプ場では、地面で直接火を焚く直火が禁止されています。焚き火台を使い、地面から距離を取って火を起こすのが基本です。
そのほか、次のような点はサイトの案内や予約時に確認しておくと安心です。
- 焚き火ができる時間帯が決まっているか
- 焚き火シートの使用が必須か
- 灰や燃え残りを捨てる場所があるか
灰捨て場が無いキャンプ場では、燃え残りを自宅へ持ち帰ることになります。その場合は火消し壺や火消し袋もあわせて考えておきましょう。
どこで焚き火ができるのかを先に知りたい方は、焚き火ができる場所を解説した記事もあわせてご覧ください。



ルールの確認は焚き火台を買う前に!
焚き火台と一緒にそろえたい3つの道具
焚き火台が決まったら、安全に焚き火をするための道具も一緒に用意しておきましょう。焚き火台だけでは足りない部分があります。
地面を守る焚き火シート
焚き火台を使っていても、火の粉や熱が地面に伝わることがあります。芝生のキャンプ場では地面を傷める原因になるため、焚き火台の下に焚き火シートを敷きましょう。
キャンプ場によっては、焚き火シートの使用がルールとして決められている場合もあります。予約するときに確認しておくと安心です。
サイズは焚き火台よりひと回り大きいものを選びましょう。焚き火台の真下だけを覆う大きさだと、はみ出した火の粉を受け止められません。
火を消すための水を入れたバケツ
焚き火をするときは、必ず手元に消火用の水を用意してください。火が思わぬ方向に広がったときに、すぐ対応できるようにするためです。
燃え残った薪や炭を水に入れて消すこともできます。地面に捨てて帰るのは絶対にやめましょう。
やけどを防ぐ軍手や革手袋
焚き火台は火を入れると全体が高温になります。薪を足すときや片づけるときに素手で触るとやけどをするため、軍手や革手袋を必ず用意しましょう。
軍手は100均でも購入できます。火の粉が飛ぶ場面では、より厚手の革手袋のほうが安心です。
焚き火の手順そのものを最初から確認したい方は、初めての焚き火のやり方 完全ガイドもあわせてご覧ください。
初心者は使う人数と組み立てやすさで選ぼう
本記事ではキャンプ初心者の方に向けて、焚き火台を決めるときの基準を紹介しました。
- 使う人数からサイズを決める
- 手入れを楽にしたいならステンレス製
- 組み立ての手順が少ないものを選ぶ
焚き火台は一度買えば長く使える道具です。まずは何人で囲むかを決めて、扱いやすい1台から焚き火を始めてみましょう。


当サイト「たきっぽ!」ではキャンプ初心者の方に向けて、「焚き火の一歩目のチャレンジ」を応援しています。焚き火の詳しい手順やよくある質問については、以下のページで紹介しています。興味のある方はぜひお読みください。
▶ キャンプ初心者向け『初めての焚き火のやり方』完全ガイド