- 焚き火道具って、本当にいろんな種類があるんだよなぁ。
- 「とりあえず」で色々買ったけど使わなかった!ってのはもったいないよね。
- 基本的な道具は持ってるけど、もう少し便利に焚き火できないかな?
あなたは焚き火道具、どんな物をお持ちですか?
- 「基本的な焚き火台とか火起こしアイテムとかは持ってるけど……」
- 「もうちょっと何か買い足したほうがいいのかな。」
初めて焚き火をするときは、「焚き火の基本道具」で紹介している10アイテムがあればひとまずOK!
とはいえ、せっかく焚き火をするんだから、もっと便利で快適に楽しみたいですよね。
この記事は、焚き火の基本装備を揃えたあなたへ「まだ少し予算があるなら、便利さを買ってみませんか?」という内容です。
金額ごとに
- 100円~
- 1,000円~
- 3,000円~
の3パターンに分けて、13種類のアイテムを個別に紹介しています。
予算に合わせて、良さそうな道具があれば追加してみませんか?
- 基本的な焚き火道具だけだと不安……
- ラクできるところはガンガン手抜きしたい!
- せっかくのキャンプ、火傷や怪我などは避けたいなぁ。
こんな方はぜひ、最後までお楽しみください。
それでは早速、本編をどうぞ!
基本の焚き火道具にプラスで「あると便利」が欲しい人へ
この記事では、基本的な焚き火アイテムは用意したけど、更に焚き火を便利にしたい方のための「追加アイテム」をピックアップしています。
- 【100円~】100均で買えるものを焚き火に活用したい!
- 【1,000円~】プチプライスで焚き火を便利にしたい!
- 【3,000円~】しっかり装備を整えて焚き火したい!
ここで紹介する商品は一例ですが、持っていると便利だったり安全だったりと、良いことばかり!

焚き火で絶対に使う道具については別記事「焚き火の基本10アイテム」で紹介しています。
金額ごとに紹介するので、ぜひ残った予算でのお買い物の参考にしていただけたら嬉しいです。
「これ良いじゃん!」と思ったものを、予算の許す範囲で追加すると焚き火が楽しくなりますよ。
まずはみんな大好き「100円ショップ」で買える商品から!
【100円~】100均で買えるものを活用したい!
100円ショップで買える道具の中から、4点ピックアップして紹介します!
どれもキャンプ道具コーナーには置いていないですが、使い勝手がとても良いものばかり。
- ウェットティッシュ
- 業務用割りばし
- 取っ手付き布箱
- 炭用スコップ
あなたも100均へ行ったら、ついでに探してみてくださいね!
ウェットティッシュ【特にオススメ】

ウェットティッシュは主に焚き火の最後、後始末をする時に使います。
焚き火台や道具をサッと拭いたり、テントやペグの土を落としたり。
水場が遠いキャンプ場では、ご飯を食べる前や手が汚れた時などにも大活躍!

小さいお子さんがいるパパママ仲間の方は、最強アイテムのおしりふきでもOK!我が家も2歳児がいるので、おしりふきナシでは生きられません……。
ウェットティッシュはアルコール入り、無しの製品があります。お好みで選んでくださいね。
業務用割りばし

割りばしは焚き火の火起こし時、焚きつけ代わりに使います。
通常は火起こし時に太い薪しかなければ、燃やしやすくするために刃物で細かく割る必要があります。
しかし割りばしがあれば、薪割りが不要となるので刃物をわざわざ買っておかなくてもOK!

はじめのうちは割りばしで手抜きして、慣れてきた頃から刃物で薪割りを楽しむほうにスイッチするのもアリですね。
もちろん割りばしなので、ご飯を食べる時にも使えます。めっちゃ便利!
取っ手つき布箱

ダイソーさんで売っている、取っ手がついた布の箱が薪入れにとっても優秀!

市販の薪もぴったり入って、持ち運び楽々なんです。
400円と安価で容量もたくさん入るので、「薪専用の袋はちょっと高くて買いにくい……」みたいな方のとりあえずにちょうどいいですよ。
薪の縛り方は販売先によってバラバラ。
→キャンプ用の薪ってどうしてる?焚き火に使う薪の入手方法9選
針金などで縛ってあるだけだったり、そもそも縛ってすらいなかったりと運ぶときに持ちにくい! 入れ物は真っ先にほしくなっちゃいますね。
ちょっとキャンプ行ってくる。さんのこちらの記事を参考にさせて頂いたのですが、本当に便利でした!

わたしもずっと愛用しています。かごいっぱい、10kgくらい薪を詰めても全然壊れません!本当に頑丈です。

壊れたらログキャリーに変えるつもリだったんですが、なんだかんだで結局1年くらい使い続けてます。
炭用スコップ
焚き火を後始末するとき、燃え残りは熱くて取り扱いが危険です。
焚き火台を持って火消し壺にザラザラ流し込むのもいいんですが、焚き火台を持つ手が火傷しちゃいそう!
大きい燃え残りは火ばさみで掴めるけど、細かくなっていると捨てるの大変なんですよね。
そんなとき炭用にスコップを一本持っていくと、安全に後始末ができます。
火消し壷や火消し袋への移し替えに、スコップで炭をザッザッとすくって移すだけなので楽ちん!

折りたたみスコップでもOKなので、持っておくと非常に快適です。
【1,000円~】プチプライスで焚き火を便利にしたい!
「焚き火道具を揃えたら思ったよりも安上がりだった!」って方は、1,000円~で何か小物を追加してみませんか?
基本装備はあくまで基本、追加の道具があるとさまざまな便利さが手に入りますよ。
- 厚手アルミホイル
- ケトル
- 革手袋
- 難燃ブランケット
- サイドテーブル
- ガスバーナー
あなたの好みに合わせて、お気に入りを選んでみましょう!

個人的にどれかひとつなら、革手袋をマジでオススメします。
厚手アルミホイル
厚手のアルミホイルがあると、いろんなことに使えて便利です!
- 焚き火台を汚れから保護するとき
- 焚き火料理で食材を包むとき
- バーナーの風防を忘れたときの代用
- 火消し壷を忘れたときの代用
家庭用のアルミホイルよりも値段は高いけど、しっかりしていて破れにくい!
アウトドア用に分厚く作ってあるので、直火に放り込んでも安心ですよ。
厚手のアルミホイルがあれば、アイデア次第でさまざまな「忘れ物をした時」の代用に使えます。

料理関係でも多用するため、アウトドア料理を楽しみたい方は必須アイテム!

ケトル
焚き火の熱でお湯を沸かすのに、安価なものでもいいのでケトルを1本持っておくのがオススメ。
せっかく火があるので、有効活用してついでにお湯を沸かしちゃいましょう!
キャンプ中にお湯を沸かしておくと
- 温かい飲み物が飲みたい
- 食器の油汚れを浮かせたい
- 湯たんぽが作りたい
- 煮込み料理の時短
と、いろんなことに使えて便利です。
残念なのは、焚き火に直でケトルを置くと、底が煤汚れで真っ黒になってしまうこと。
定期的に煤汚れを落とすのが苦にならない方や、汚れなんて気にしないって方にはケトル、オススメです!
革手袋【特にオススメ】
基本道具で軍手を紹介しましたが、耐熱性の高い革手袋にランクアップさせると非常に快適!
軍手だと持てない熱々スキレットを掴めたり、トングを持つ手を焚き火に近づけても安心だったり。
何よりも、アウトドアっぽさや雰囲気作りに最適です!
1,000円くらいで買える革手袋もいろいろあるので、ちょっと奮発して買っちゃうと満足度UP間違いなし。
革手袋は一度買えばずっと使えるので、気になっている方はぜひ購入してみましょう!
筆者イチオシです!

難燃ブランケット
肌寒い季節の焚き火に、難燃ブランケットはどうでしょうか。
ひざ掛けとして使ったり、火の粉から洋服を保護してくれたり、1枚持ってると快適です!
ちょっとトイレで席を立ったり、荷物を取るために椅子から離れたりするときにも、ブランケットをかけておくと椅子の穴あきを防げますよ。
焚き火をしていると熱が当たる場所は温かいんですが、足元や肩、背中などは実は結構寒いんです。
焚き火の熱でカバーできない場所にブランケットをかけると、冷え込む時期の焚き火ぬくぬく対策は完璧!
難燃性なら焚き火周りでも安心して使えるので、ガシガシ使っちゃいましょう。
サイドテーブル

焚き火の隣に物置き用のテーブルがあると、道具のポン置きができて楽ちん!
トングや火吹き棒みたいな道具を置いたり、飲み物やケトル置き場に使ったり。夜になったらランタンを乗せる場所にもなります。
大きさはコンパクトになるアルミロールテーブルなどの小型サイズで十分。一台あるだけで使い勝手ばつぐんですよ!
「このテーブルは焚き火専用!」と決めちゃえば、灰で汚れたり傷がついたりしても「まぁいっか」って感じで気にせずガシガシ使えます。

もしもグループキャンプやお子さん連れの場合は、焚き火を囲んで使える囲炉裏テーブルも良いかもしれませんね。
持ち運びが若干大変ですが、みんなで焚き火を囲ってワイワイ喋ったりお酒を飲んだりするシチュエーションにぴったりです!


焚き火の周囲を囲っているので、お子さんが焚き火に近づきすぎるのも防げます。安全!
ガスバーナー
火起こしがちゃんと成功するか心配な方は、ガスバーナーを用意していくと安心です。
たとえ火起こしが上手くいかなくても、バーナーでガーッと焼いてしまえば確実に火がつきますよ!
ガスバーナーは焚き火以外にも
- バーベキュー用の炭を加熱
- 料理に焼き目を付ける
など、一本持っていると何かと便利です。

わたしは自宅でもバーナーを使って、クリームブリュレとか作ったりしてます。

【3,000円~】装備をしっかり整えて焚き火したい!
「せっかく焚き火をするなら、しっかりした装備で安全に楽しみたい!」
焚き火は普段慣れない「火」を使う趣味ですので、やはり火傷や火事は怖いもの。
どうせやるなら環境をキッチリ整えて楽しみたいって気持ち、よく分かります。

わたしも道具をアレコレ買い集めるところから入るタイプでした。
少し奮発して「もうちょっと何か買い足したい」あなたへオススメしたいのは、次の3点です!
- 焚き火リフレクター
- 難燃性の上着
- 消火道具
どれも便利アイテムですが、お値段も少々張るのでしっかり選んで買いましょうね。
焚き火リフレクター
寒い時期の焚き火には、焚き火リフレクターが便利!
荷物が増えてしまうのが少々ネックですが、全方向に広がる熱を反射させて、自分側へ温かさを逃しません。
風に弱いタイプの焚き火台には、風防として使うのも良いですよ。
リフレクターのタイプは、布製と金属製の2種類。
見た目や使い勝手、好みなどで決めて使ってみてはいかがでしょうか!



わたしは冬の焚き火に金属製のリフレクターを持っていくことが多いです。
難燃性の上着
焚き火をするとき専用に、燃えにくい綿の上着を用意していくのがオススメ!
実は、焚き火をしてたら火の粉で服に穴があいた!みたいなことはよくある話なんです。
お気に入りの洋服が火の粉で穴だらけ…となったら悲しいですよね。
特に冬の防寒でめちゃくちゃ活躍する、軽い素材のダウンジャケットは要注意!

穴があく前提で着古した服を着ていくのもアリですが、アウトドアっぽいお洒落もしたい!
焚き火をするときだけでも燃えにくい素材の上着を羽織ると、大事な洋服を守れます。
上から気軽にスポッと被るポンチョみたいな服もあるので、肌寒い時期の焚き火装備に一着加えてみてはいかがですか。

消火道具【特にオススメ】

焚き火の最後、後始末するときに使う消火道具をぜひ買っておきましょう!
焚き火は火起こしよりも後始末の方が大変で、微妙に燃え残った炭の処分は、めちゃくちゃ手間なんです……。
焚き火の消火方法は基本的に、
- 燃え尽きるまで待つ
- 金属バケツに水を張って沈める
- 消火道具を使う
の三択です。
もし消火道具を持っていれば、燃え尽きるまで待つ必要無し、灰で汚れた水とふやけた炭を捨てる手間も無し。
荷物は増えてしまうけど、後始末の面倒を一気に解消してくれる優れものですよ!
- 車キャンプで持ち込みに余裕がある人は火消し壺
- 使い方にコツがいるけどコンパクトに魅力を感じる人は火消し袋
あなたのキャンプ環境に応じて、合いそうな方を選んでみてください。



火消し袋はレビュー記事も書きました。参考にしてくださいね!

通常の消火では使いませんが、万が一燃え移った時に初期消火として使える「火消しスプレー」も持っておくと安心ですよ。
あると便利な焚き火道具|金額別おすすめトップ
金額ごとにわたしがひとつだけ選ぶなら、このアイテム!
- 100円~:ウェットティッシュ
- 1,000円~:革手袋
- 3,000円~:消火道具
手も道具も何かと汚れやすいアウトドアに、サッと使えるウェットティッシュ。
主に「焚き火してる感」みたいな雰囲気重視ですが、火傷対策にめちゃくちゃ使える革手袋。
焚き火に慣れてきた今でも「ちょっと面倒くさい」と感じる、消火と後始末を手助けしてくれる消火道具。
この3点はどれも、ちょっと面倒を解消したり、危ないっ!って思ったときの対策になったり、持っていて絶対に損はしないです。
もしも基本セットが揃った上で、もうちょっと買い足したいなと思ったら参考にしてくださいね。
まとめ|焚き火の道具は少しずつ増やそう
この記事では、基本の焚き火道具を揃えた方が「もっと便利に焚き火したい!」と思ったときにおすすめの追加アイテムを紹介しました。
100均のアイテム4種
1,000円~のアイテム6種
3,000円~のアイテム3種
「ウェットティッシュ」「革手袋」「消火道具」が特におすすめ
多種多様な焚き火道具、「めちゃくちゃ便利そう」なものから「これ、本当に便利なのかなぁ……」みたいなものまでたくさんです。
その中から、これから初めて焚き火をするあなたへ「予算があるなら買っとくといいよ!」なアイテムを価格別に厳選しました。
焚き火道具のお買い物は小さく始めて、ハマったら買い足しが失敗しにくいです。
でももし予算が許すなら、雰囲気作りや便利さに「ちょい足し」したいですよね。
あなたもこの記事を参考にして、自分好みの「ちょい足し」を見つけられたら嬉しいです。
それでは、また!

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