【雨でも焚き火はできる】濡れた薪に火をつける5つのコツ!雨の日に持っていきたい道具も紹介

  • 雨の日でもキャンプの焚き火はできるのかな?
  • 薪や焚き付けが濡れていて、火がつく気がしない。
  • 雨の日ならではの注意点や道具を知りたい!

予約していたキャンプの日に雨が降ると、焚き火をあきらめる方は少なくありません。実際には、道具と手順を工夫すれば、雨の日でも焚き火を楽しむことは十分に可能です。

かずやん

雨でもコツを押さえれば焚き火はできます!

この記事を書いた人
  • キャンプ歴5年以上、40代の2児の父。
  • キャンプ好きの友人に誘われキャンプの虜に
  • コロナでメンタルをやられ毎週焚き火を眺めて復帰
  • もっと焚き火ファンを増やすべく焚き火ブログを執筆中
筆者
かずやん

本記事では雨の日や雨上がりに、濡れた薪へ火をつけるコツと、あると助かる道具について紹介します。

結論からお伝えすると、濡れた薪は割って内側の乾いた部分を使い、着火剤とガスバーナーで乾かしながら火を育てるのがポイントです。道具を揃えて、雨の日ならではの手順で焚き火に挑みましょう。

また記事の後半では、薪や道具を濡らさないための置き方についても解説しています。

  • 「濡れた薪でも失敗せずに火をつけたい。」
  • 「雨の日ならではの持ち物を知っておきたい。」

そんな方は本記事を、ぜひ最後までお読みください。

目次

雨の日でも焚き火はできる

雨が降っているからといって、焚き火そのものをあきらめる必要はありません。条件さえ守れば、雨の日や雨上がりでも焚き火を楽しむことは十分にできます。

まず確認したいのが、利用するキャンプ場のルールです。天候によって焚き火を制限している施設もあるため、事前に問い合わせておくと安心です。

地面がぬかるんでいる場所は足元が不安定になりやすく、道具を落としたり転んだりする原因にもなります。焚き火台を置く場所は、できるだけ水はけのよい平らな地面を選びましょう。

小雨が降ったりやんだりを繰り返している日であれば、雨の弱いタイミングを見計らって薪を運んだり準備を整えたりすると、作業そのものが楽になります。天気予報をこまめに確認しておくとよいでしょう。

強風が吹いているときや雷が鳴っているときは、絶対に焚き火をしないでください。強い風で炎が煽られたり、落雷の危険が高まったりするため、天候が荒れている日は中止する判断も必要です。

雨そのものを防ぐ雨よけの確保も欠かせません。タープの張り方や設置の注意点は、以下の記事で詳しく紹介しています。

タープ下で焚き火をする際の注意点

出発前には、着火剤やライターを余分に用意し、濡れても困らないように防水のポーチへまとめておきましょう。事前の準備が、雨の日の焚き火を成功させる一番の近道です。

かずやん

強風と雷のときは、焚き火をやめる判断も大切です!

雨の日に火がつかないのは薪と焚き付けの湿り

雨の日に焚き火がうまくいかない一番の原因は、薪や焚き付けが水分を含んでいることです。乾いた状態なら簡単につく火も、湿っていると温度が上がらず、なかなか燃え広がりません。

薪の表面が雨で濡れているだけでなく、焚き付けに使う紙や小枝も湿気を吸って燃えにくくなります。さらに地面からの湿気も薪に伝わるため、置き方ひとつで着火のしやすさが変わってきます。

水分を含んだ薪に火を近づけると、炎の熱が薪を温めるより先に水分を蒸発させる方に使われてしまいます。晴れた日と同じ感覚で少しの火種を当てただけでは、温度が上がりきらずに消えてしまうことも珍しくありません。

着火剤や小枝といった焚き付けは細くて軽いぶん、湿気を吸いやすいという弱点もあります。焚き付けだけは特に、雨に濡らさないよう意識して扱いましょう。

木の下で焚き火をする場合は、雨がやんだあとも葉から水滴が落ち続けることがあります。せっかく乾かした薪や焚き付けが再び濡れないよう、置き場所にも気を配りましょう。

薪そのものの種類や特徴によっても、燃えやすさは変わります。薪選びの基本は、以下の記事で解説しています。

焚き火に使う薪の種類と特徴

原因を切り分けておけば、雨の日でも慌てずに対処できます。

濡れた薪は割って内側の乾いた部分を使う

雨に濡れているのは、多くの場合、薪の表面だけです。内側までしっかり水分が染み込んでいることは少なく、割ってみると乾いた部分が残っています。

ナイフや斧で薪を割り、乾いた内側の面を火に近い場所へ向けて使いましょう。細く割るほど水分が抜けやすくなり、火もつきやすくなります。

樹皮の部分は特に水を吸いやすいため、皮をそぎ落としてから割ると乾いた面を出しやすくなります。ナイフや斧を使う作業は、周りに人がいないか確認してから落ち着いて行いましょう。

割った薪はそのまま地面に置かず、シートの上や焚き火台のそばにまとめておくと、乾いた状態を保ちやすくなります。次に使う分から順番に手に取れるようにしておくと作業もスムーズです。

かずやん

薪は表面が濡れていても、中はたいてい乾いています!

焚き付けは自分で作れる

市販の焚き付けが足りないときは、薪を鉛筆のように少しずつ削って作ることができます。細い削りくずは水分が少なく、火が燃え移りやすい状態です。

ナイフで薄く削るのが難しい場合は、割った薪をさらに細く割いていくだけでも構いません。細い木片をたくさん作っておくと、着火の成功率が上がります。

削った木片は、風で飛ばされないように小さくまとめてから火を移しましょう。数本を井桁のように組んでおくと、空気が通りやすくなり炎が安定しやすくなります。

削る作業自体は時間がかかるため、焚き火を始める前の待ち時間として考えておくと気持ちに余裕が持てます。慣れないうちは、厚手の手袋をしてから作業するとケガの防止にもなります。

雨の日は着火剤を多めに持っていく

晴れた日であれば、着火剤が少量でも焚き火は成立します。しかし雨の日は薪が湿っているぶん、着火剤の炎だけでは足りず、何度か火を足す場面が出てきます。

普段より多めに着火剤を持っていくと、途中で足りなくなる心配がありません。個包装になっていて湿気を吸いにくいタイプは、雨の日でも扱いやすくオススメです。

目安として、晴れた日の倍近くを用意しておくと余裕を持って焚き火に取り組めます。1個で火がつかなくても、続けて足せる数があれば焦らずに済みます。

湿った薪の近くに着火剤を置きっぱなしにすると、着火剤自体も湿気を吸ってしまいます。使う分だけを取り出し、残りは濡れない場所で保管しておきましょう。

ジップ付きの袋やケースに入れて持ち運べば、雨粒がかかっても中身が湿る心配がありません。ちょっとした工夫で、着火剤の性能をしっかり発揮させられます。

着火剤を使うときも、いきなり大きな薪に当てず、まずは細い薪や削った焚き付けに火を移すのが基本です。小さな炎を少しずつ育てていく意識を持つと、雨の日でも失敗が減ります。

固形タイプやジェルタイプなど種類はさまざまですが、雨の日は燃焼時間が長めのものを選ぶと、薪が乾くまで火を保ちやすくなります。普段使っているタイプに加えて、もう1種類持っておくと安心です。

ガスバーナーなら濡れた薪も乾かしながら着火しやすい

着火剤やライターの小さな炎だけでは、濡れた薪に火を移すのは簡単ではありません。火力の弱い炎は、薪の水分に負けてすぐに消えてしまいます。

特に雨が降り続いている状況では、風でライターの炎が揺れてしまい、狙った場所に当て続けるのも一苦労です。晴れた日以上に、道具の力に頼る場面が増えてきます。

そこでオススメなのが、火力の強いガスバーナーです。炎を薪に直接当てて炙ることで、表面の水分を飛ばしながら着火させやすくなります。

炎が太く安定しているため、雨粒が多少かかっても消えにくいのが特徴です。狙った場所を集中して炙り続けられるので、湿った薪にも根気強く向き合えます。

かずやん

バーナーなら濡れた薪も炙りながら乾かせます!

太い薪ではなく細い薪から炙る

ガスバーナーがあっても、いきなり太い薪に直接あてるのは避けましょう。太い薪は水分量が多く、表面を炙っただけでは芯まで乾きません。

まずは細く割った薪や、削った焚き付けから火を移し、小さな炎を育てながら少しずつ太い薪を足していくと安定して燃え広がります。

薪の下にすき間を作っておくと、空気が通って炎が育ちやすくなります。バーナーで炙る時間も短く済み、ガスの使いすぎを防げます。

ガス缶は気温が低いと火力が落ちやすいため、雨の日や肌寒い時期は予備のガス缶も合わせて持っていくと、途中で火力が足りなくなる心配が減ります。

薪と道具を濡らさない置き方

火をつけたあとも、薪や道具の置き方次第で焚き火の状態は大きく変わります。地面に薪を直置きすると、下から湿気を吸ってまた濡れてしまいます。

シートや台の上に薪を置き、地面と薪のあいだに空間を作っておきましょう。使う分だけを焚き火台のそばに出し、残りの薪は雨のあたらない場所にまとめておくと安心です。

かずやん

薪は地面に直置きせず、シートの上に置きましょう!

焚き火台の下や周りに水たまりができていると、灰や炭が水を含んで片付けにくくなります。水はけのよい場所を選ぶか、あらかじめ簡単な溝を作っておくとよいでしょう。

着火剤やライター、ナイフといった細かい道具は、防水ポーチにまとめておくと雨の中でも迷わず取り出せます。焚き火台のそばに固定の置き場所を決めておくのもオススメです。

撤収のときは、濡れた道具をそのままバッグにしまわないようにしましょう。タオルで拭いてから収納するか、乾いてから片付けると、次回も気持ちよく使えます。

翌日以降も雨が続く予報であれば、余った薪はビニール袋やシートで包んで持ち帰ると、次に使うときも乾いた状態のまま活用できます。

雨の日は道具と手順を工夫して焚き火を楽しもう

本記事では雨の日や雨上がりに、濡れた薪へ火をつけるコツと、あると助かる道具について紹介しました。

  • 濡れた薪は割って内側の乾いた部分を使う
  • 着火剤とガスバーナーを多めに用意しておく
  • 薪や道具は地面に直置きせず、濡らさない置き方を意識する

雨の日の焚き火は、晴れた日よりも少し手間がかかりますが、コツさえ押さえれば十分に楽しめます。次に雨の予報を見たときは、今回紹介した道具と手順を思い出しながら、焚き火に挑戦してみましょう。


当サイト「たきっぽ!」ではキャンプ初心者の方に向けて、「焚き火の一歩目のチャレンジ」を応援しています。焚き火の詳しい手順やよくある質問については、以下のページで紹介しています。興味のある方はぜひお読みください。

▶ キャンプ初心者向け『初めての焚き火のやり方』完全ガイド

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