- 焚き火をしていると、背中や足元が冷えてくる。ブランケットを持っていきたいな。
- 家にある普通の毛布を持っていっても大丈夫なのかな?
- 焚き火用のブランケットは、何を基準に選べばいいのか分からない。
秋冬の焚き火は、炎に向いた正面だけが温かく、背中や足元から冷えてきます。ブランケットを持っていこうと考えたとき、家にある毛布でいいのか、焚き火用を用意したほうがいいのか迷うところです。
結論からお伝えすると、焚き火のそばで使うなら、火の粉に強いことをうたう「難燃」表示のブランケットを選ぶと安心です。そのうえで、膝に掛けるのか羽織るのかに合わせてサイズを決めると、選びやすくなります。
かずやん焚き火のそばでは難燃表示のブランケットが安心!
- キャンプ歴5年以上、40代の2児の父。
- キャンプ好きの友人に誘われキャンプの虜に
- コロナでメンタルをやられ毎週焚き火を眺めて復帰
- もっと焚き火ファンを増やすべく焚き火ブログを執筆中


本記事ではキャンプ初心者の方に向けて、焚き火でブランケットが助かる場面、普通の毛布を避けたい理由、選び方をまとめました。また記事の後半では、膝掛けタイプと羽織れる大判タイプ、使うときの注意点も整理しています。
- 焚き火用のブランケットが必要かどうか、普通の毛布との違いを知りたい
- 難燃ブランケットの選び方と、使うときの注意点を知りたい
このような方はぜひ、本記事を最後までお読みください。
焚き火のブランケットは背中と足元の冷え対策になる


焚き火は、炎に向いている面が温かくても、反対側は外の冷たい空気にさらされています。秋冬の夜は、火のそばにいても背中や足元から冷えを感じやすくなります。
背中側の冷えをやわらげる
椅子に座って焚き火をすると、背もたれ側には火の熱が届きません。肩から背中にかけてブランケットを掛けておくと、冷たい空気が当たりにくくなり、焚き火の前に長く座っていやすくなります。
足元の冷えは膝掛けでカバーする
地面に近い足元は、冷えがたまりやすい場所です。膝から足先までブランケットを掛けると、冷えをやわらげやすくなります。ただし、火のほうへ裾が垂れないようにする必要があります。使い方の注意点は、記事の後半でまとめています。
難燃表示のない毛布やフリースは火の粉で穴があきやすい
家にある毛布やフリースのブランケットを、そのまま焚き火に持っていく方もいます。ただ、焚き火のそばでは火の粉が飛ぶので、素材には気をつけたいところです。
ポリエステルなどの化学繊維は、熱や火の粉が当たると溶けやすい素材とされています。火の粉が触れた場所に、小さな穴や溶けた跡ができることがあります。
どうしても家の毛布を使うなら、火から離れた位置で使い、火の粉が飛んでくる向きに気をつけましょう。お気に入りの毛布は、焚き火に持ち込まないほうが無難です。火の粉の飛び方や対策は、焚き火の火の粉対策の記事で整理しています。



普通の毛布は火の粉で傷みやすい!
焚き火用ブランケットは難燃表示とサイズで選ぶ
焚き火用として選ぶときに見るポイントは、次の4つです。
- 「難燃」の表示があるか
- 使い方に合うサイズか
- 持ち運びや収納がしやすいか
- 洗えるかどうか、手入れの表示
「難燃」の表示があるかを確認する
難燃とは、火が燃え移りにくいように作られた素材のことです。商品名や説明に「難燃」と書かれているかを、まず確認しましょう。ただし、難燃は火に強いという意味で、燃えないという意味ではありません。
使い方に合うサイズを決める
膝や足元に掛けるだけなら、ハーフサイズで足ります。肩から羽織って体を包みたいなら、大判が向いています。大きいほど温かそうに見えますが、大きいと裾が地面に広がったり、火に近づいたりしやすくなります。先に「どこに使うか」を決めてから選びましょう。
持ち運びと収納のしやすさを見る
ブランケットは、荷物の中でかさばりやすい道具です。収納袋が付いているか、まとめて持ち運びやすい形かを確認しましょう。袋があると、煙の匂いが付いたブランケットをほかの荷物と分けて持ち帰るのにも便利です。
洗えるかは手入れの表示で確認する
焚き火に使うと、煙の匂いや汚れが付きます。洗えるかどうかは、タグや商品ページの手入れの表示で確認しておきましょう。洗い方は商品ごとに違います。表示にない方法は試さず、書かれている手入れの方法に従うのが無難です。
迷ったらハーフサイズか大判の2タイプから
難燃をうたうブランケットは種類が多く、選ぶ段階で迷いがちです。迷ったら、膝に掛けるハーフサイズか、肩から羽織れる大判のどちらかに絞ると選びやすくなります。
膝に掛けるならハーフサイズ
椅子に座って、膝や足元だけを温めたいならハーフサイズが扱いやすいです。村の鍛冶屋の難燃ブランケット ハーフサイズは、収納袋付きで、表面がフリース、裏面が起毛と商品名に表示されています。フリースでも、難燃をうたっている点が普通のフリースとの違いです。小さめなので、荷物にまとめやすいのも選ぶ理由になります。
肩から羽織るなら大判
背中の冷えも一緒にカバーしたいなら、肩から羽織れる大判が向いています。ONETIGRISの大判ブランケットは、難燃・着る毛布タイプと商品名に表示されています。羽織ったまま座れるので、椅子にもたれても背中側が冷えにくくなります。
羽織る派ならポンチョという選択肢も
ブランケットは、手でおさえていないと肩から落ちやすい道具です。薪を足したり火を整えたりと手を動かす時間が長いなら、両手が空くポンチョ型もあります。ポンチョについては、焚き火をもっと快適にする道具3選の記事でも触れています。



膝掛けならハーフ、羽織るなら大判!
難燃ブランケットは火に近づけすぎずに使う
難燃ブランケットは、火の粉に強いことをうたった商品です。ただし、燃えないわけではありません。火に近づけすぎたり、炎に長く当てたりすると、焦げたり傷んだりすることがあります。商品の注意書きに従って使いましょう。
裾を垂らさず、火から離して使う
膝に掛けたとき、裾が地面や焚き火台のほうへ垂れていないかを確認しましょう。羽織ったまま火に身を乗り出すのも避けたい動きです。薪を足すときは、いったんブランケットを外してからにすると安心です。
席を立つときは火から離れた場所へ移す
トイレや食事の準備で席を立つときは、ブランケットを火の近くの椅子に掛けたままにしないようにしましょう。火の粉が落ちても気づきにくくなります。たたんで火から離れた場所へ置くか、収納袋に戻しておくのがおすすめです。
使い終わったら火の粉の跡を確認する
焚き火のあとは、ブランケットを広げて、表面と裏側に焦げ跡や小さな穴がないかを確認しましょう。熱を持っている場所がないかも、手で触れて確かめてから収納袋にしまいます。
煙の匂いが残るときは対策を
焚き火のあとのブランケットには、煙の匂いが付きやすいです。匂いが気になるときの対策は、焚き火の匂い対策の記事で解説しています。



難燃でも、火に近づけすぎないのが大事!
焚き火の冷えはブランケット選びでやわらげよう
本記事ではキャンプ初心者の方に向けて、焚き火用ブランケットの選び方と使い方を整理しました。
- 難燃表示のない毛布やフリースは火の粉で穴があきやすいので、焚き火用は難燃表示を確認する
- サイズは、膝掛けのハーフか肩から羽織る大判かを使い方で決める
- 難燃でも燃えないわけではないので、火に近づけず、使い終わったら火の粉の跡を確認する
ブランケットは、焚き火の時間を長く楽しむための道具です。焚き火の始め方そのものを確認したい方は、初めての焚き火のやり方 完全ガイドもあわせてご覧ください。火との距離に気をつけて、あたたかい焚き火の時間を楽しみましょう。


当サイト「たきっぽ!」ではキャンプ初心者の方に向けて、「焚き火の一歩目のチャレンジ」を応援しています。焚き火の詳しい手順やよくある質問については、以下のページで紹介しています。興味のある方はぜひお読みください。
▶ キャンプ初心者向け『初めての焚き火のやり方』完全ガイド


