「火の粉が隣のテントに飛んでいっちゃった!」「せっかくのテントに穴が……」
トラブルを心配するあまり、落ち着いて焚き火が楽しめないなんてもったいないですよね。
実は、焚き火トラブルの多くは、配置の工夫で避けられます!

現地についたら、配置をイメージするところからスタート!
この記事を読むことで、火の粉や煙のトラブルを避けて、楽しく焚き火できますよ。
- 周囲とトラブルで揉めたくない
- 焚き火の炎に没頭したい
- 煙で苦しくなるのは嫌だ!
それでは、早速本編をどうぞ!
焚き火の配置を決めるチェックポイント3選

焚き火を配置するときに注意するポイントは、以下の3点。
- 風向き
- 周囲の方の配置
- 周辺の木との距離
これらを意識して配置することで、さまざまなトラブルを回避できますよ。
それでは、ひとつずつご紹介します!
風向き

焚き火の配置は、風向きを基準に考えましょう。煙や火の粉は風に乗り、風下へと流れていきます。
先に焚き火の場所を決めて、次にテントとタープを風上に置くと快適ですよ。
テントが風下にあると、火の粉で穴が開いたり、テント内部に煙が入り込んだりと良いことなし。
大事な持ち物を守るためにも、まず風を読みましょう!

風向きひとつで快適さがガラッと変わります!
周囲の方の配置

落ち着いて焚き火をするために、周囲の方の配置をチラッとチェックしておくのも大事。
- テント、タープの位置
- テント入り口の向き
- 風下になりそうな場所
こちらの火の粉が隣に流れ、お隣の持ち物を燃やしてしまった……となったら大変です!自分の道具と同様に、周りの方へも気を配れるといいですね!
このとき、ご自身のテントやお隣の持ち物から、3m程度の距離を開けておくと安全。
とはいえ、ジロジロと見られるのは誰だって嫌なもの。ササッと確認する程度に留めておきましょう。
顔を合わせたときに「こんにちは!」と一声かけてみると、お互い気持ちよく楽しめますよ。
周辺の木との距離

焚き火は、木のすぐ横を避けて配置しましょう。
一見、風と視線をさえぎれるので良さそうですが、実はこんな注意点が……
- 焚き火から出る熱で、木が傷んでしまう
- 頭上の枝や葉に引火する可能性がある
- 根によって地面が傾き、焚き火台が不安定
木は施設のものですし、大切に扱いたい。
木からは数歩ほど距離をあけて、適度に風よけや目隠しとして活用できると良いですね!
現地に着いたら、まず配置イメージから!

キャンプの中でも、焚き火は特に扱いが難しいものです。
- 風に影響を受けやすい
- 風向きはいつも違う
- 火の粉と煙はトラブルになる
となれば、焚き火を始める前の「配置の工夫」が大切です!
焚き火は一回火を付けると、簡単には動かしにくいもの。
ご自身の持ち物から、いくつも配置プランを考えておくと、当日慌てずに済むでしょう。
配置プランを考えるときは、「妄想キャンプ」がオススメ!
無料で使えて、さまざまな種類のキャンプ道具でレイアウトを考えられます。

ガチャガチャとキャンプ道具の模様替えするだけでも、とても楽しいですよ!
配置が決まったら、焚き火の準備
配置が決まったら、焚き火を準備していきましょう。
- 引火しないように、落ち葉の掃除
- 必要であれば薪割り、焚き付け作り
- 焚き火道具の準備、組み立て
焚き火台を用意し、その上に薪を組んでいきます。簡単にできる薪の組み方は「薪の組み方5選!」の記事で紹介しているので、こちらもぜひお読みください。
まとめ|焚き火の配置を工夫してトラブル回避!
今回は、焚き火のトラブルを減らすための、配置の工夫についてのご紹介でした。
- 焚き火の風下は火の粉が飛びやすい
- 周囲の方への配慮も大事
- 木とは距離を取って焚き火する
サイト内の配置は、当日の状況によって変わるもの。たくさんの選択肢を用意して、環境に合わせられると良いですね!
あなたも、「妄想キャンプ」を使って、配置案ストックを作ってみませんか?
それでは、また!

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