- 焚き火するならキャンプ場!ってよく聞くけど、失敗しないキャンプ場の選び方は?
- キャンプ場なんて使ったことない!キャンプ場って焚き火だけで使ってもいいの?
- 焚き火道具も持ってないんだけど、先に道具を買ってからの方がいいかな?
安全に焚き火を楽しむなら、キャンプ場に行こう!とよく言われます。
しかし「どんなキャンプ場がいいんだろう?」「キャンプ場は当たり外れが大きいって聞くけど。」と、キャンプ場選びにお悩みの方も多いようです。

正直、有料でこんなの…ってところもあれば、ここ無料なの!?ってところもありました。
この記事では、「焚き火のためにキャンプ場を選ぶなら見るべき9つのポイント」について紹介しています。
記事の後半では、キャンプ場の情報収集のやり方についても触れていますので、興味のある方はぜひ最後までお読みください。
- 初めてキャンプ場を使う方
- 焚き火する場所に困っている方
- キャンプ場選びで失敗したくない方
こんな方にはオススメの内容となっております。
それでは早速、本編をどうぞ!
初めて焚き火するならキャンプ場がベスト
焚き火って、正直どこでやったらいいのか判断しにくいですよね。
実際、今の日本で焚き火のできる場所は限られていて、法律や条例の他に周りへの配慮も必要です。
「ここは良さそう!」というスポットがあっても、どこに許可を取ったらいいのか分からないことも。
個人的には、初めて焚き火する方や慣れていない方は、キャンプ場を使うことをオススメしています。
理由は以下の通り。
- ほとんどのキャンプ場が焚き火OK!自分で条例を調べたり許可を取ったりしなくてもいい
- みんなが焚き火を楽しんでいる場所だから安心、通報されることもない
- 問い合わせ先が明確で、困ったらどこへ相談すればいいか分かりやすい
特に初めて焚き火する方にとって、「困ったときは管理人さんへ相談すればいい!」と分かりやすいのは心強いはず。
次から具体的に、焚き火目的でキャンプ場を探すときに見るべきポイントについてひとつずつ紹介します。
焚き火目的でのキャンプ場の選び方
焚き火のためにキャンプ場を選ぶなら、次の9項目を要チェック!
- 現地の焚き火ルール
- そもそも焚き火してもOKなのか
- 焚き火台の使用ルールを調べる
- 地面はどんな素材でできているか
- キャンプ場の売店、設備
- 薪が売っているか
- 灰捨て場があるか
- 焚き火道具をレンタルできるか
- キャンプ場の使いやすさ
- 予約する方法
- プランの種類
- 設備の使いやすさ
事前に調べておけば、当日に予想と現実のミスマッチが起こりにくくなります。
例えば……
- 薪は現地で買おうと思ったら売ってなかった。
- 持ってきた焚き火台だと芝が焦げるから使えない。
- 焚き火NGのキャンプ場を予約しちゃっていた。

現地についてから「こんなはずじゃ無かった!」となるのはツライ……。
「失敗も経験」ともいいますが、最初の一回目で失敗すると立ち直れない方も多いです。
せっかく興味を持ったのに、挫折してしまったらもったいない!事前にしっかり情報収集しておきましょう。
現地の焚き火ルール
キャンプ場はそれぞれ独自にルールがあり、場所によって内容が変わります。
- 「ゴミをポイ捨てしない」
- 「消灯時間を守る」
といった大まかな方針は一緒でも、細かな部分は結構バラバラ。
「他のキャンプ場ではこれでOKだったのに……。」とならないためにも、事前チェックは大事ですよ。
焚き火に関しては、次の3点を調べておきましょう。
- そもそも焚き火してもOKなのか
- 焚き火台の使用ルールを調べる
- 地面はどんな素材でできているか
この焚き火ルールによって、持ち物や配慮することが変わります。
最近はマナーの悪い方が増えて、正しく焚き火を楽しんでいる方も厳しい目で見られがち。
肩身が狭いかもしれませんが、しっかりルールとマナーを守れば自信を持って大丈夫です!
→焚き火のルールとマナーって何?初心者でも覚えて欲しい7つのコト
そもそも焚き火してもOKなのか
キャンプ場によっては、そもそも焚き火自体を禁止にしているところもあります。
禁止になった理由はさまざまですが、環境保護だったり、焚き火マナーの悪さから禁止になってしまったり。

焚き火したくてキャンプ場に行ったのに、焚き火できなかったら悲しい。
焚き火自体はOKでも
- 地面で直接焚き火をする「直火」がNG
- 焚き火する場所が決まっている
- 焚き火台の利用が必須
など、現地によってルールは変わります。
焚き火ルールはホームページに書いてあることが多いので、あらかじめチェックしておきましょう!
焚き火台の使用ルールを調べる
近年の焚き火では当たり前になりつつある焚き火台。キャンプ場の多くは焚き火台の利用が必須となっていることが多いです。

わたしが焚き火にハマった頃には、すでに焚き火台必須の場所ばかりでした。
また、地面に芝生を敷いているキャンプ場では、焚き火台だけでなく焚き火シートも必須というところもあります。

もしルール上は問題なくても、芝の上では焚き火シートを使って焦げ防止に協力していきたいですね。
現地の焚き火ルールは絶対。「わたしはこれがマイルールだから」と勝手にやりたいスタイルを押し通すのはダメです。
地面はどんな素材でできているか
一口にキャンプ場といっても、砂利、土、芝生、とそれぞれ環境が違います。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
砂利 | 燃え広がる心配がない 靴や焚き火シートの泥汚れが気にならない | 焚き火台の並行が取りにくい 砂利の間に炭が落ちると取りにくい |
土 | 地面がしっかりしていて並行 焚き火台を置いても安心 | 雨の日は地面がドロドロになる 足場が悪い可能性もある |
芝生 | 足元がやわらかく過ごしやすい 緑が広がる風景が気持ちいい | 地面への熱ダメージを他よりも意識する 芝を焼かないように気を配る |
特に芝生は、焚き火の熱で芝が焦げる可能性があります。一度焦げた芝は、入れ替えるまで元に戻らない可能性も……。
芝生サイトの場合は、「足の短い焚き火台」をできるだけ避けるか、焚き火シート、金属板などを使って熱を地面に与えない工夫が必要です。
キャンプ場の売店、設備
キャンプ場といっても、ただトイレと水道があるだけの場所だったり、売店やレンタルが充実している場所だったり、設備や環境は本当にバラバラ。
大切なのはその設備が「ある前提で行ったけど無かった」みたいなミスマッチを防ぐことです。
例えば……
- 現地で薪を買うつもりだったのに売ってない!
- 燃えカスを捨てて帰るつもりだったのに灰捨て場がない。
- 道具は全部レンタルして焚き火する予定だった。
というように思い込んで行った結果、現地で困る可能性もあります。
設備が充実しているかどうかより、「あるから心配なし」「ないから用意していこう」と調べたうえで準備を進めていきましょう。
薪が売っているか
焚き火するために必要な薪は、キャンプ場で買えることもあります。
- 薪販売の業者が来る
- 一束単位で販売
- 定額で拾い放題
薪は数量限定で売り切れてしまう可能性もあるので、心配な人は
- 薪を事前に買って持ち込む
- ホームセンターなどの薪が買える場所を調べておく
のも大事です。

初めて焚き火をする方は、現地で薪が買えるキャンプ場を狙っていくことをオススメします。
灰捨て場があるか
キャンプ場には、炭や灰などの燃えカスを捨てられる「灰捨て場」の設備がある場合が多いです。
焚き火を楽しんだあとに燃え残った炭や灰を捨てられるので便利ですが、キャンプ場によっては「燃えカスは全部持ち帰り」というところも。
現地に着いてから困らないためにも、燃えカスの処分方法を把握したうえで焚き火したいですね。
後始末までが焚き火です、燃えカスは現地のルールを守って適切に処分しましょう。

灰の処理について分からなければ、事前にキャンプ場へ問い合わせておくと安心です!
焚き火道具をレンタルできるか
キャンプ場で焚き火道具のレンタルができるなら、初めての方は道具を全部借りて焚き火するのもオススメ。
これから初めて焚き火してみる方にとっては、どんな道具を用意したらいいか困ることもありますよね。
当ブログでも「焚き火に必要な道具」の記事で最低限の道具を紹介しています。
しかし、「焚き火自体にハマらなかったらもったいない」と、いきなり道具を買い揃えるのに抵抗がある方もいるのではないでしょうか。
そんな方はまず一度レンタル道具で焚き火してみて、「焚き火にハマりそうだったら買う」と段階を踏むと後悔しにくいです!

道具は数に限りがある場合がほとんど。予約時に使いたいことを伝えておくといいですよ。
また、インターネット型のキャンプ道具レンタルサービスもあります。
WEBで予約して直接キャンプ場まで配送してもらえるので、とてもお手軽で便利ですよ。
既にキャンプ場の予約が取れているなら、こういったサービスも活用してみましょう!
キャンプ場の使いやすさ
キャンプ場の使いやすさは、楽しさに繋がる大事なポイントです。
焚き火とはあまり関係ないところも多いですが、キャンプ場の満足度が低いと焚き火も楽しめないですよね。
- 予約する方法
- プランの種類
- 設備の使いやすさ
これらを軽く調べておいて、心配ごとを少しずつ潰しておくと安心ですよ!
予約する方法
キャンプ場の予約方法は場所によって変わりますが、インターネット予約か電話予約のどちらかの場合が多いです。
- インターネット予約:キャンプ場のホームページ、旅行サイトなどの予約ページから予約する。枠が埋まっていると予約が取れないので、数ヶ月前から予約が必要なことも。
- 電話予約:キャンプ場に直接電話して予約する。予約解禁日は電話が繋がりにくく、通話中になってしまうので何度もかけ直す場合もあります。
「予約キャンセルがあって、直前で枠が空いた」みたいなケースがあるので、気になるキャンプ場は直前にダメ元で電話してみるのもいいかもしれません。
また、予約不要で無料のキャンプ場というのも存在します。
公共施設のことが多く、管理人がいなくて広い空き地にトイレと水場だけみたいな場所がほとんど。
しっかりした設備は重視していない!って方は探してみるのもいいですね。

管理人さんもいない可能性が高いので、火の後始末はキッチリしましょう。火事になったら大変!
プランの種類
キャンプ場のプランはどんな物があるのか目を通しておきましょう。
- デイキャンプ(日帰り利用)OK
- ソロ限定などの人数制限あり
- 焚き火講習などのイベント
特に初めて焚き火する方は、デイキャンプ(日帰り)プランをオススメします。
泊まりキャンプと違って夕方には帰るので少しバタバタしますが
- 泊まりと比べて料金が安い
- ランタンを用意しなくていい
- お金がかかるテントや寝袋が不要
といったお手軽さが魅力。
日中の明るい場所で作業するため、手元が分かりやすく安全なのもオススメしたいポイントです。

暗い中で慣れない刃物や火を使ってケガしたら大変!
プランの中に焚き火のやり方を教える「焚き火講習」などのイベントがあったら、教えてもらいながら焚き火に挑戦するのもいいですね!
設備の使いやすさ
トイレや炊事場といった水回りの使いやすさ、綺麗さも要チェック。
せっかくキャンプ場に行っても、こういった設備が汚れていたり古すぎたりすると、ちょっとガッカリしてしまいます。

トイレは洋式じゃないと無理!みたいな人もいるはず。
とはいえ、水回りの情報までは公式サイトに書いていないことがほとんど。
公式サイトに載ってない情報まで知りたいときに便利なのは、実際にキャンプ場へ行った方の感想です。
- SNS
- 個人ブログ
- レビューサイト
これらの情報を駆使して、自分だけの「行ってみたいキャンプ場リスト」を作ってみるのも面白いですよ!
キャンプ場ってどうやって見つけるの?
選び方が分かったところで、具体的にどうやってキャンプ場を探すのかをまとめました。
キャンプ場を選ぶときは
- インターネットの情報
- 友人からの情報
- 書籍、雑誌の情報
から情報を集めて、行ってみたいキャンプ場リストを作ってみることをオススメします!
インターネットの情報
わたし達の生活にかかせない物となったインターネット。もちろん、キャンプ場を探すときにも大活躍!

わたしもキャンプ場を探すときはインターネット経由が多いです。
- 検索エンジン
- SNS
- ブログや動画のレビュー
- キャンプ場検索アプリ
それぞれ特徴があるので、目的に合わせて使い分けてみましょう。
検索エンジン
調べ物をするときによく使うのが検索エンジン。有名なGoogleやYahoo!の他にも、次々と新しい検索エンジンが増えてきています。

たとえば楽天の検索エンジンは調べるたびにポイントがもらえたり。
行きたい地域のキャンプ場をざっくりリストにしたり、周辺のお店めぐりなどの予定を組んだりするのに便利です!
キャンプ場予約サイト
キャンプ場の予約サイトなら、検索から予約までまとめてできるのでお手軽!
口コミが書いてあったり、テーマごとに特集ページがあったり、見ているだけで楽しくなってきますよ。
代表的なサイトは
あたりが情報量も多く使いやすいです。
設備のしっかりしたキャンプ場が多く掲載されているので、試しに見てみることをオススメします!
SNS
TwitterやInstagramなどのSNSは、キャンプ場の雰囲気や感想を調べるのに便利!
個人の感想をサラッと書いてたり、実際のキャンパー目線で感じた情報が出てきます。
特定のキャンプ場について、景色とか雰囲気を調べたいときに良さそう。

SNSで調べてたら何時間も過ぎていた…なんてこともよくあります。
ブログや動画のレビュー
キャンプ系ブロガー、YouTuberのレビュー情報もぜひチェックして欲しいです!
キャンプ好きの人たちが「みんなが知りたそうな情報」を、先回りして調べたうえで分かりやすく発信してくれています。
かなり踏み込んだところまで調べているので、「行ってみたいキャンプ場があるけど実際はどうなんだろう。」と思ったときにベスト。
個人ブロガーのサイトを効率よく探したい方は、ブログのリンクサイト「Blogmap」でキャンプカテゴリを調べてみると、キャンプブログがたくさん出ていますよ。

当ブログもBlogmapに登録しています。よかったら探してみてね!
キャンプ場検索アプリ
最近では、キャンプ関連のスマホ用アプリが次々と作られています。
中には、キャンプ場の情報をメモしたり口コミを書いたりできるようなアプリも。
- キャンプ場マップ・バーベキュー場検索
- tents
- CAMPiii
ユーザー数の問題で口コミが少なかったり、偏ったりしていることもありますが、熱意があってとても参考になります。
無料でダウンロードできるので、ぜひ試しに使ってみてください!



友人からの情報
身近にキャンプ趣味の友人がいる方は、思い切ってオススメのキャンプ場を聞いてみるのもアリ。
良いキャンプ場だけでなく、オススメできないキャンプ場やネットに出にくい悪い面まで教えてくれるかも?

微妙だった情報ってネットに書きにくいから、個人間で聞くと思わぬ発見があるかもしれませんね。
書籍や雑誌の情報
インターネットは便利ですが、本や雑誌の情報も魅力的!プロの記者が取材し、魅力をたくさん詰め込んでいるので、読んでいて楽しくなってきますよ。
Amazon primeに加入している方は、prime reading
で「男の隠れ家」や「GO OUT」などの雑誌も無料で読めます。
よくキャンプ特集をしているので、ぜひ読んでみてください!

Amazon primeは映画が観れたり本が読めたり音楽聴けたり、正直コスパがやばい。
まとめ|キャンプ場選びは下調べが大事
今回はキャンプ場で焚き火したい方へ向けて、選ぶときに見るポイントについて紹介しました。
- 初めて焚き火するなら、キャンプ場に行こう
- 焚き火ルール、サービス内容、使いやすさをチェック
- ネットを駆使して「行きたいキャンプ場リスト」作り
キャンプ場といっても、場所によって設備やルールは全くの別物。
わたし自身、「○○のキャンプ場はこうだったから、ここも同じだろう。」と思って、何度も痛い目を見ました。

一番ショックだったのは、現地で薪を買おうと思ったら売り切れていたこと。
無計画で現地まで行って、悲しい思いをするのは嫌ですよね。せっかくの焚き火ですし、できる範囲で情報収集することをオススメします!
それでは、また!

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